- 平成14年2月26日(火) 16:00 ~ 17:10
- 場所:あおいホール
- 審議委員出欠:委員総数 12名 出席 9名、会社側出席 4名
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議事録
1. 開会の挨拶
牧野委員長
番組審議会は放送法に基づき必ず設置し、定期的に開催が義務付けられている公式な会議でございます。従いまして、皆様方より様々な意見を頂戴しましてそれが的確に番組に反映できるように会社のほうは努めなければならないことになっております。
皆様方の声が聴取者を代表してこの番組を良くするように建設的なご意見を賜りまたご提案やご意見をどしどしお聞かせいただきたいと思います。
それでは局より最近の番組制作とリスナーの反応の報告があります。
2. 番組制作とリスナー反応について報告
会社より篠田局長
まず番組制作についてですが、FMおかざきとしては自主制作番組の増加をひとつの指針として進めてまいりました。 その目的は、おかざき地元の情報をより多く発信するため、また、有事の際により的確に対応するためであります。
次に、番組へのメッセージの推移についてですが、リスナーより、局宛てあるいは番組宛で様々なメッセージが届きます。リスナーからのメッセージが聴取者の反応であるのでこのメッセージをより多くいただけることをひとつの目標としております。 今現在の目標は1日40件のメッセージをいただくことです。
電子メールのメッセージが過半数を超えます。IT時代を象徴していると思います。その中でも携帯電話からのメッセージが多くあります。今後は携帯電話からのメッセージ及びインターネットのホームページからのアクセスも充分視野に入れた番組制作に取り組みたいと思っております。
3. 番組等についての意見交換
牧野委員長より、聴くパソコン講座についてというテーマを頂き意見をいただく。
- 番組概要説明
- 聴くパソコン講座は、視覚障害者がパソコンを操作するために利用する、音声読み上げソフトを利用することを想定した、パソコン講座番組です。
委員からのご意見
- 私には電子音がどうも聞き取れなくて、これが的確にわかるんでしょうかね。
- どれくらいの方がこの番組で助かっているということなんだろうか
- インタビューの所が少し長すぎるようで、もう少し他の方の意見とかもいれたらどうでしょうか。またもう少し編集する、インタビューの前に打ち合わせして整理した方が良いんじゃないか。
- 番組の趣旨をもう少し入れられたらどうでしょう。
- 私の近所に視覚障害の方が居まして。そのかたはMS-DOSの世界からパソコンをやっている人です。今でもブラインドタッチでパソコンを使える人なんです。「すごいですね」っていいますと「こんなのは訓練だよ」といわれます。
- インターネットではオンデマンドがあります。パソコンが使えるようになるとこんなものも利用できるようになるんです。こちらのことも考えているのかなと思います。
- バリアフリーの人は、人に手伝ってもらわないでなんとか本人だけでやりたいという思いが強いんです。そういった人にとって少しでも役に立つならいいのでは。
- これは特殊放送に入るんですね。放送とはなるべく一般的に大勢の人に伝わるのが大きな目的なんです。このように特殊な放送を今後どうしていくかは大きな研究課題で、よく考えていただきたい。意味はあると思います。
- もう少し一本調子でなく、強弱をつけたり、間をいれると表現が柔らかくなるのではないか。
その他意見交換
- ライブ中継についてですが、著作権上の問題でストップがかかった。 インターネット上で音楽が流せないからという理由ですよね。非常に残念です。 それまで電波が入らない方なども聞いていただけていたということがありまして。 曲が流れるからダメなんですよね。曲のときは画面にごめんなさいとでもだしてなんとかなりませんか。
- 市政情報763についてですが、柴田市長になりましてから市長も率先して番組に出演しています。議会のこと予算のことなど市長自ら出演してお話しております。
- 新聞の拾い読みについて地名とか名称を間違って読んだりしてます。これだけ調べて放送されたほうが良いかと思います。
- ラジオが若い世代の物とという定説がありましたが、少子高齢化の影響でしょうか。これからは高齢者がおおきな市場を持っているとご確認いただいてそういう番組の開発をお願いできないでしょうか。
- ラジオを購入される方は高齢の方ばっかりです。 お昼はテレビなんですが、その後はラジオなんです。この時間を狙われて高齢の方対象に狙われたらどうでしょうか。
- 自分がでる、知ってる方が出るということで興味をもたれるようにしている。まだ未完成なところもあるでしょう。もう少し魅力的なものをつくっていただけるよう。
- 目で見るものでありませんから声で聞いて感じのいい話し方をしてFMを聞こうかなという感じに持っていっていただきたい。
- 感じるラジオという分野が大事になるとおもいます。
4. 閉会あいさつ
服部社長
最近はリスナーの方々からお叱りのメッセージをいただけるようになりました。名称の読み間違いなど瞬時にご指摘が入ってきております。多くの方が聞いてくださるおかげです。ありがとうございます。今後もコミュニティという車輪と経営という車輪のバランスをとって運営に努力してまいります。