番組審議会議事録平成20年度第3回
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平成20年9月9日 火曜日 16:00〜17:00
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場所:株式会社エフエム岡崎
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審議委員出欠:委員総数 14名 出席 8名、会社側出席 7名
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議事
1. 斎藤議長より、開会の挨拶があった。
2. 局より報告
- 災害時非常放送について
- 8月末豪雨時の放送実績について報告した。
- 特別番組「市長・市議選挙速報!」について
- 10月5日の岡崎市市長・市議選挙の開票速報放送について報告した。
- 10月からの新クールについて
- 改編について概要を報告した。
3. 番組についての意見交換
- 災害時非常放送について
- 災害放送が訓練でなく本番となってしまいました。同報無線の導入や災害ラジオの導入なども検討されると思います。エフエム岡崎としての課題はどのように考えていますか。
- 局回答)災害ラジオの導入もひとつの課題であると考えて検討中です。放送内容としては、実際の災害発生時にどこへ避難するのか。どこの道が通行可能か。避難勧告がでた時点で、市民皆がどうしたらいいのか。その情報を災害前に我々は報道していくことが課題であると考えました。
- 10 cm水が増えたら大変危険です。このような状況になったらすぐ注意を促す放送ができる同報無線のようなシステム作りが必要です。額田では同報無線が導入されているので、何かあればすぐ全世帯にお知らせすることができるようになっています。
- 局回答)災害ラジオではグループ分け機能があります。どのようにグループわけをするのか検討中ですが、これにより地域毎に異るタイミングで情報を発信することができます。同報無線と同等の機能を有するシステムとして市内様々な拠点に街頭に災害ラジオを設置し、このラジオが災害発生時に大音量で注意勧告を行う事が可能になる物もあります。
- 短時間に被害が発生しています。避難勧告発生時にはすでに119番は電話がつながらないという事でした。
- エフエム岡崎自体が被害にあってしまっては何もできないと思いますが、それに対してはどのような準備がされていますか。
- 局回答)スタジオは1階ですが、エフエム岡崎の送信所は愛知産業大学にあり、水害には強い環境です。ただし、雷に対しては、被害にあう頻度が高いところですので、そちらについては過去にも大小被害を受けたことがあります。都度、学習し、対策をとっています。
- 電波が弱い場所で、災害ラジオはどうですか。
- 局回答)同じですので、電波が弱い場合は、何らかの方法が必要です。
- 停電というものをひとつの被害の目安と考えている人も多いと思います。緊急放送はラジオで聞こうということですが、停電時はミクスのケーブルからのラジオ受信はどうなりますか。
- 局回答)ミクスのケーブル、また外部アンテナを使用し、ブースターなど電源を必要とする機器を使用した環境では、停電時は電波を受信できません。
- 災害発生時に電波は大丈夫でしょうか。また地震等で送信所から放送する必要があった場合、スタッフは送信所まで行くことができるのでしょうか。
- 局回答)電波自体は、雷には非常に弱いものです。しかし、継続して電波が切れるものではありません。送信所からの放送については、マイクと人が居ることで放送を継続することができます。送信所へは、スタッフの誰かが必ずがんばってたどり着きます。
- 警報が出ると、災害対策本部ができることを知らなかった。総代から避難勧告の事を聞いたが、その勧告に対してどうしたらいいかも知らなかった。日頃からこれらの知識を認知してもらえるようなシステムが必要ではないでしょか。
- 市長・市議選挙開票速報について
- 夜9時から100%開票までという長い時間ですが、何を伝えるのですか。
- 局回答)事前に候補者からプロフィールを頂いています。開票から40分くらいで当確が出てくると思います。得票状況、プロフィールの紹介、音楽、そして当確が出てからは、電話によるインタビューを放送していきます。
4. 閉会の挨拶
以上