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東海愛知新聞

松本潤さんらが来岡

大河ドラマ 「どうする家康」初回を振り返る

NHK大河ドラマ「どうする家康」の初回放送を大人数で視聴するイベント「大河ドラマ『どうする家康』東海プレミアリレー岡崎」が8日、岡崎市民会館あおいホールで開かれた。会場には主人公の徳川家康を演じる松本潤さん(39)をはじめ、家康の妻・瀬名(築山殿)役の有村架純さん(29)らが登場。196倍の応募倍率をくぐり抜けた市内外の954人が、“殿”の姿に熱狂した。(犬誠、酒井希実)

視聴前のプレトークでは、有村さんと酒井忠次役の大森南朋さん(50)が登壇。有村さんは「『放送は先だ』などと思っていたら、あっという間にきょうこの日を迎えた。『どうする家康』を皆さんに見ていただくのが待ち遠しかった」、大森さんは「待ちに待っていた。半年以上前から携わらせていただいて、果てしない日々を乗り越えてやっと、きょうという日を迎えられた。非常に幸せ」と語った。有村さんは、イベント前に築山殿の墓がある同市欠町の八柱神社を訪れ、墓前に手を合わせたことも明かした。

午後5時45分ごろ、岡崎公園での取材会を終えた松本さんや本多忠勝役の山田裕貴さん(32)、榊原康政役の杉野遥亮さん(27)が到着。松本さんが「何より皆さんに楽しんでいただけたらと思って作ってきたので、先入観なく、肩肘張らずに作品を楽しんでいただけたら」とあいさつすると、会場は万雷の拍手に包まれた。

放送後のアフタートークでは、松本さんらが初回放送を振り返った。松本さんは有村さんの瀬名について「すごく頼りになるし、心の支えになる」と絶賛。番組最後の紀行コーナーへの出演については「自分が出て行くことによって、見てくださった方が『そこに行ってみようかな』と思ってもらう一瞬になればいいと思った。要所要所に行ったことで知れたことや感じられた気持ちもあるので、そういうことを大事に自分も勉強し、学びながらやっていけたら」と熱弁した。

最後に松本さんは「放送が始まったということは、最終回まで放送が止まらないということ。これから今まで以上のペースで撮影を続けていくということを改めて決意した次第。皆さんにとってとても大切な家康公を精いっぱい1年かけて演じたいと思うので、楽しんで最後までご覧いただけたら」と呼び掛けた。

司会は岡崎出身でお笑いコンビ「キャイ〜ン」の天野ひろゆきさん(52)が務めた。

同市箱柳町の中根結さん(36)と妹の(ゆき)さん(30)は「松本さんはオーラがあったし、架純さんもかわいかった。今までの大河ドラマにない感じで、引き込まれた」と目を輝かせ、同市北本郷町の柴田幸洋さん(76)と妻の克美さん(73)も「きょうの映像を見て(家康を)『なんとかしてあげたい』と思った。若い世代に合ったドラマになると思うし、2回目以降も見たい」と興奮気味に話した。

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