交流深め、連携強化
幸田町と長野県箕輪町地元CATV含め4者協定
幸田町と同町と災害時相互応援協定を結んでいる長野県箕輪町、両町をそれぞれ放送エリアとするケーブルテレビ局の三河湾ネットワーク株式会社(蒲郡市)と伊那ケーブルテレビジョン株式会社(長野県伊那市)の4者はこのほど、交流事業などに関する連携協定を結んだ。
映像の貸与や利用で知名度向上
協定により、災害時の連携をはじめ、観光や子育て環境、産業などに関する映像を両社が相互に貸与・利用して紹介し合う。各町民が互いの町を身近に感じるようにすることで、両町の知名度向上や関係人口増加、交流促進を目指す。
両町は2012(平成24)年に災害時相互応援協定を結んだほか、幸田町内で生産される犬型ロボット「aibo」の箕輪町への“派犬”、物産展やイベントなどで交流してきた経緯がある。
今年3月21日に箕輪町内で締結式が行われ、成瀬敦幸田町長、白鳥政徳箕輪町長、三河湾ネットワークの堀井敦代表取締役社長、伊那ケーブルテレビジョンの向山賢悟代表取締役社長が協定書に調印。
成瀬町長は「両町の住民に互いの町の魅力を知ってもらい、交流をこれまで以上に活発にしていきたい。今回の協定を機に連携を深め、さらなる地域の魅力発信に努めたい」と述べた。(酒井希実)