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東海愛知新聞

大樹寺から初出陣

岡崎の春の風物詩 家康行列

岡崎の桜まつりのメインイベント「家康行列」が6日、岡崎市中心部で開かれた。徳川家康役の俳優・細田佳央太さん(23)のほか、武将や姫に扮した市民約600人が岡崎城下の約1.5キロを巡行した。 (犬塚誠)

出陣式は、桶狭間の戦いで敗れた家康が再起を誓った大樹寺(同市鴨田町)で初めて実施された。中村康雅貫主による出陣祈願の後、金陀美具足と陣羽織に身を包んだ細田さんが本堂正面に姿を現した。

細田さんは「緊張しているが、せっかくこうして晴れた家康行列を心から楽しみたい」とあいさつ。「エイ、エイ、オー!」と勝ちどきを上げると、本堂前に待機していた鉄砲隊が一斉に火縄銃を撃ち鳴らした。

行列は午後2時ごろに県道岡崎足助線(電車通り)の「能見通二丁目」信号交差点をスタートし、乙川の河川敷右岸(岡崎城側)まで練り歩いた。細田さんは行列の最後に登場し、沿道からの声援に手を振って応えた。

なお、額田地域の住民らによる地域武将列「奥平信昌列」も参加して花を添えた。

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