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東海愛知新聞

日本酒バウムクーヘン

西尾のキングファーム
大阪・関西万博で披露

西尾市西浅井町の農園直営カフェ「キングファームカフェ」が販売している、日本酒を使ったバウムクーヘン「SAKE BAUMサケ バウム 」がこのほど、地方の商品をアピールする全国大会「にっぽんの宝物JAPAN大会」の「和スイーツ部門」でグランプリを受賞した。大阪・関西万博の会場(大阪市)で6月21日に開かれる世界大会に出場し、外国人審査員らの前で発表する。(酒井希実)

和スイーツ

「にっぽんの宝物」は各地域に眠る優れた商品やサービスを、各事業者がセミナーや大会を通して全国・世界レベルの商品に磨き上げるプロジェクト。国内10カ所での地方大会に550事業者が参加し、紹介動画とプレゼン、試食で審査された。同店は昨年12月の「あいち大会」で13事業者の中で準グランプリに選ばれ、全国大会に進出。全国の上位45事業者が10部門に分かれて競い、同店は4事業者の和スイーツ部門でグランプリに輝いた。

SAKE BAUMは同店が2018(平成30)年に開発。若者の日本酒離れが進む中で、自慢のバウムクーヘンと日本酒を掛け合わせた。きめ細かいバウムクーヘンに酒が染み込み、しっとりとした食感で酒の味を楽しめる商品だ。大会では西尾市西幡豆町の醸造所「尊皇蔵元」の日本酒「幻々」を使用。関係者の助言もあり、全国大会では酒の分量を従来の倍にした。今後は酒の分量を調整し、既存の商品と合わせて販売する予定という。

大竹健太郎店長は「この商品が日本酒を知り、好きになるきっかけになれば」、同店を運営する株式会社キングファームの大野龍太郎代表取締役社長は「世界大会で海外の人に食べてもらい、日本の取り組みを理解してもらう一助になれば」とそれぞれ語った。

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