岡崎城公園内南西部に広がる藤棚などで18日から5月6日まで、「五万石藤まつり2025」が開かれる。夜間のライトアップや、屋台・キッチンカーの出店などがあり、グルメを楽しみながら花見ができる。

約1300平方メートルの藤棚では、7株からなる「五万石ふじ」(県指定天然記念物)が花を咲かせる。園を管理する一般社団法人岡崎パブリックサービスによると、4月16日時点で花房は20センチほど伸びているが花は咲いていない。きょう17日かあす18日には花が咲き出す見込み。見頃は例年通りの4月下旬になるとみている。ライトアップは午後6〜9時。出店は藤棚と三河武士のやかた家康館前の広場の2会場であり、午前10時〜午後5時。

4月27日〜5月6日の土・日曜と祝日にはポニーの乗馬体験(有料)もできる。受け付けは午前10時〜午後3時に家康館前の広場で。体重などによっては乗馬できない場合もある。

問い合わせは、家康館(24―2204)へ。

なお、藤棚横にはこのほど、「藤カフェ」がオープンした。ビールやソフトドリンク、コーヒーのほか、練り物を揚げた軽食を味わうことができる。運営は、岡崎市内でレストランを営む株式会社六本木(同市中町)。

営業時間は午前10時30分〜午後8時。月曜定休。 (犬塚誠)