交通安全大使を委嘱
岡崎警察署 管内女性社員7人に
岡崎警察署は18日、同署管内(岡崎市、幸田町)の7事業所で働く女性社員7人に「岡崎・幸田交通安全大使」を委嘱した。交通安全啓発イベントに署員らと共に参加するほか、各事業所内での交通安全活動を推進し、管内の交通事故ゼロを目指す。任期は同日から来年3月31日まで。
同市内に拠点がある株式会社アイシンの森鈴音さん(25)は「社内では日々の朝礼で交通安全意識を高めているので、社外にも広げていけたら」、フタバ産業株式会社(同市橋目町)の内藤愛友さん(25)は「通勤に使う車の危険性を発信し、事故を減らすことができれば」とそれぞれ意気込みを語った。このほか、株式会社エフエム岡崎(同市羽根町)の南野彩友さん(29)、岡崎通運株式会社(同市東大友町)の日比生遥さん(23)、株式会社デンソー幸田製作所(幸田町芦谷)の與那嶺杏奈さん(37)、三菱自動車工業株式会社岡崎製作所(同市橋目町)の福井萌菜さん(26)が務める。
加藤武嗣署長は「皆さまの爽やかな声は人の心に響くと思う。警察と一緒になって交通安全の輪を広げてほしい」と期待を込めた。
交通安全大使は、昨年度まで「交通安全セーフティレディ」の名称だった。同署によると、今後は男性社員も参加する可能性があるという。(酒井希実)