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東海愛知新聞

6年ぶり 重文「信長像」

あすから豊田市博物館 コレクション展示で公開

豊田市博物館であす31日、コレクション展示「織田信長像と長篠・長久手合戦図屏風」が始まる。国指定重要文化財の信長像の市内での公開は2019年以来6年ぶり。展示担当者は「見応え十分」と太鼓判を押す。6月15日まで。 (竹内雅紀)

市内の長興寺が所蔵する「紙本著色織田信長像」(軸装)は、信長の肖像画の中で有名な作品の一つ。本能寺の変で他界した信長の一周忌に合わせて、長興寺を再興した余語正勝が狩野永徳の弟・宗秀に描かせたものとされる。竹の繊維を使用した紙のサイズは縦約70センチ、横約31センチと小ぶり。会場内にある双眼鏡を使えば、ひげや眼光、衣装の文様など細部まで見ることができる。担当者は「この時期の肖像画の特徴は丸みを帯びている。じっくり見ていると引き込まれる感じがする」と述べる。信長像の写真撮影は禁止。

市指定文化財「長篠・長久手合戦図屏風」(同館所蔵)は、今年が長篠・設楽原の戦いから450年の節目ということもあって展示。どちらの屏風も高さ約156センチ、長さは約356センチ。

午前10時〜午後5時30分。月曜休館。観覧料は一般300円、大学生・高校生200円。市内在住者と中学生以下は無料。

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