奮い立つ応援歌を
FCマルヤス岡崎 CFで制作費募る
岡崎市を拠点とするサッカーチームで、JFL(日本フットボールリーグ)所属の「FCマルヤス岡崎」はきょう13日午前10時、新たな応援歌を作るためのクラウドファンディング(=CF、インターネットを介した資金調達)を始める。目標額は140万円。7月31日午後11時まで。 (犬塚誠)
FCマルヤスのみならず「今、頑張っている全ての人」に向けた応援歌を作る。試合の入場時に流したり、サポーターが掛け声を出す際に使ったりする。誰でも無料で使えるようにする予定という。
制作は、同市を拠点に活動するバンドで、アニメ「弱虫ペダル」の主題歌も手掛けた「LASTGASP」が担当する。お披露目は8月31日に市龍北総合運動場で行われるファン感謝イベント「岡崎DAY」。
支援額は3000円〜10万円で、返礼には好きな試合が見られる電子入場券やCF限定のグッズ、公式戦でスタジアムDJができる権利などを用意している。集まった支援金は、楽曲やそのCDの制作などに活用する。
FCマルヤスによると、現在日常的に使っている応援歌がないことから企画。支援金が目標額に達しなかった場合、曲は作らない。
今季の順位は、6月11日時点で16チーム中14位。ホーム岡崎ではまだ1勝もできていない。林雄飛主将(27)は「応援歌によって、違う力が見せられると思う。チームを奮い立たせてくれる歌になれば」と期待を込める。
詳細は、専用ページで。
なお、FCマルヤス岡崎は同28日、昨季に使用したサッカーボール24個を市に寄贈する。市内の中学生が練習や大会で使用する。