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東海愛知新聞

創設45年初の全国

軟式野球・岡崎JSクラブ
総合力で甲子園目指す

岡崎市、幸田町、西尾市、安城市、蒲郡市の小学生で構成する軟式野球チーム「岡崎JSクラブ」が、8月8日に兵庫県淡路市で開幕する全国大会「ミズノ・ベースボール・ドリームカップ・ジュニアトーナメント2025」に出場する。1980(昭和55)年のチーム創設以来初めてとなる全国の大舞台。総合力で勝ち進み、12月の阪神甲子園球場でのプレーを目指す。(竹内雅紀)

3〜6月に行われたトーナメント方式の愛知県予選Bブロックを勝ち上がって28チームの頂点に立ち、全国大会行きの切符を手にした。6年生15人のチームに突出した選手はいないが、守りを固めて好機で確実に得点する。鈴木紀昭監督(61)は「投手・捕手のバッテリーを中心とした守備力の高いチームであり、下位打線でも得点できる。バランスの良いチームだと思う。全国大会では、まずは初戦を勝ち、勢いに乗りたい」と語る。

打撃力の強化を目指して、4月から新聞紙を丸めて作った“特製ボール”を打つ練習に励んでいる。バットを振る回数を増やすことや振る速度を上げることのほかに、変則的な動きをすることから確実にバットに当てるための技術が向上するといった狙いがある。選手の保護者らによる手作りの約200個のおかげもあってか、県予選では全5試合とも5点以上を挙げている。全国大会では球を打ち上げずに転がすことで、いかに好機をつくるかが試合の鍵となりそうだ。

主将の今泉遥斗君(幸田町立豊坂)は「愛知県代表として恥じないプレーをして1つ1つ勝ち進みたい。初めての全国大会なので緊張すると思うけれど、しっかりと声を出してチームを盛り上げたい」と意気込んでいる。

8月10日に初戦を迎え、2勝すると12月20日に大阪府富田林市内での準々決勝に進み、そこで勝利すると翌21日に阪神甲子園球場で準決勝と決勝が行われる。

2023年にプロ野球・千葉ロッテマリーンズからドラフト1位指名された上田希由翔きゅうと選手(24)は岡崎JSクラブの出身。岡崎市六ツ美地区の専用グラウンドで練習し、着実に力をつけている。チームの詳細はウェブサイトから。

今泉主将を除く全国大会出場選手は次の皆さん(全員6年生。カッコ内は学校名)。

  • 石川晴陽 (岡崎市立六ツ美西部)
  • 杉浦拓海 (西尾市立三和)
  • 幸村牙玖翔 (岡崎市立六ツ美西部)
  • 黒柳絢斗 (西尾市立三和)
  • 平岩翼 (幸田町立豊坂)
  • 石積知樹 (岡崎市立六ツ美西部)
  • 杉山武琉 (岡崎市立六ツ美北部)
  • 長谷樹 (幸田町立豊坂)
  • 本多壮佑 (西尾市立三和)
  • 伊藤友樹弥 (安城市立東部)
  • 福田隼士 (幸田町立幸田)
  • 豊田龍輝 (岡崎市立矢作南)
  • 伊藤太為 (蒲郡市立中央)
  • 岡田琉佑來 (岡崎市立六ツ美西部)
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