全員野球で大舞台へ
中学生硬式岡崎中央ボーイズ
岡崎市を拠点とする中学生硬式野球チーム「岡崎中央ボーイズ」が、8月2~7日に大阪府で開かれる夏の全国大会「エイジェックカップ第56回日本少年野球選手権大会」に出場する。7年ぶり5回目。 (犬塚誠)
6月に行われた県東支部予選で優勝した。試合はトーナメント方式。同市以東の三河地区を拠点とする42チームが参加した。決勝までの計4試合(初戦は不戦勝)を勝ち上がり、全国の大舞台に駒を進めた。
決勝の相手は、春の大会で苦杯を喫した愛知豊橋ボーイズ(豊橋市)。3点をリードされて追う展開となったが、最終7回で4―4の同点に。延長9回で適時内野安打が出て5―4でサヨナラ勝ちした。
勝田栄二代表(48)によると、チームの強みは「基本に忠実」なプレースタイル。走者が出れば犠打でつなげる地道な攻撃を得意とする。「全員が『次に託す』という思いを持って協力している」と太鼓判を押す。
精神面でも「つながり」を重視する。声を掛けて励まし合ったり、困っている仲間を助けたり。全国大会までの日数は残りわずか。勝田代表は「技術の向上よりも、精神的な強さが鍵になる」と分析する。
全国大会には北海道~沖縄県の48チームが集まり、しのぎを削る。米田留亜主将(15)=岡崎市立甲山中3年=は「目標は全国制覇。予選と同じ『全員野球』で勝てるように一生懸命頑張る」と意気込んでいる。
米田主将を除く全国大会登録メンバーは次の皆さん(カッコ内は校名と学年)。
- 磯村隼冴(安城市立桜井3)
- 大脇功也(北3)
- 石田唯希(竜海2)
- 林爽右(翔南2)
- 渡辺航希(幸田町立幸田3)
- 大林奏亮(竜南2)
- 長井應汰(同3)
- 藤井理人(翔南2)
- 吉川弥太朗(矢作3)
- 百合草瑛大(北3)
- 水口聖磨(美川3)
- 毛受大河(北2)
- 倉橋桔平(美川3)
- 吉田悠希(幸田町立北部2)
- 柴田篤史(美川3)
- 谷口真翔(葵3)
- 杉浦寿卓(蒲郡市立形原2)
- 中島忍(美川3)
- 志知大夢(豊橋市立高師台2)
- 冨田桜丞(葵2)
- 山下昴輝(同3)
- 中根悠翔(幸田町立北部3)
- 堤蓮斗(常磐2)
- 鈴木魁(同2)