沖縄気分味わって
岡崎の奥殿陣屋で恒例の「石垣島フェア」
岡崎市奥殿町の観光施設「奥殿陣屋」書院で、市と親善都市提携を結ぶ沖縄県石垣市の物産を集めた「石垣島フェア」が開かれている。名菓や調味料など32種類の商品が並ぶ。31日までだが、売り切れ次第終了する。 (犬塚誠)
揚げ菓子の「サーターアンダギー」をはじめ、手作りの黒糖やパイナップル風味の砂糖菓子、沖縄土産の定番として人気の「ちんすこう」などが並ぶ。石垣島産の塩や島トウガラシを使った調味料もある。
両市の親善都市提携は、太平洋戦争中に石垣島に滞在していた岡崎出身の海軍将兵が戦後、石垣市立大浜小学校に本を贈ったことがきっかけとなっている。現在も岡崎市立奥殿小は石垣の子どもたちと交流している。
例年人気の企画で、お盆ごろには多くの商品が売り切れることもあるという。担当者は「さまざまな特産品が並んでいる。少しでも涼しい所でくつろぎながら、沖縄気分を味わってほしい」とPRする。
午前9時30分〜午後4時30分。月曜(祝日の場合は翌平日)休館。資料室では奥殿小から借用したシーサーや伝統楽器の三線なども展示している。
問い合わせは、奥殿陣屋(45―7230)へ。