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東海愛知新聞

目指すは日本一

岡崎市消防本部 救助隊が全国大会へ

岡崎市消防本部西消防署本署の救助隊が30日、兵庫県三木市で開かれる「第53回全国消防救助技術大会」に出場する。このほど三重県鈴鹿市で行われた「第53回消防救助技術東海地区指導会」陸上の部の「障害突破」種目で優勝して、2年連続13回目となる全国大会への切符を手にした。 (犬塚誠)

同種目は災害現場での発生が想定されるさまざまな障害を突破していく訓練。5人1組で4人が連携し、塀やはしごを登ったり、ロープを渡ったりしてタイムや安全性を競う。残る1人はロープの受け取りなどをして補助する。

東海地区大会の同種目には愛知、岐阜、三重の3県から15チームが参加した。岡崎の救助隊は20代の5人で臨み、標準時間の「157秒」を大幅に下回る100.8秒を記録した。安全面での減点もなかった。

練習は5月中旬に始めた。合言葉は「全国大会で1位を取る訓練をしよう」。日頃の業務の合間を縫いながら、動きの正確性を高めてきた。通りがかった地域の小中学生らからの声援も力になったという。

愛知県内屈指の強豪として知られる同本部。稲垣和人消防長をはじめ、職員には全国大会出場者がいる。全国大会までは残り約2週間。歴代の職員が伝えてきたノウハウも生かしつつ、日本一の座を目指す。

全国大会での過去の最高成績は2位。白井琢也消防副士長(29)は「選手は暑い中で頑張っている。けがをしないことはもちろん、良い結果で帰ってこられるように皆で頑張りたい」と意気込んでいる。

白井消防副士長を除く隊員は次の皆さん(カッコ内は年齢)。

  • 西野凌(26)
  • 村井亮太(26)
  • 鈴木空也(22)
  • 髙田康太(23)
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