岡崎の白鳥フレンズ 内閣府から表彰
バッケリング活動が評価
岡崎市大西1〜3と同市大西町の一部を範囲とする「大西1区」の老人クラブ「白鳥フレンズ」がこのほど、地域での積極的な社会参加活動に取り組んでいるとして、内閣府から「社会参加章」を受章した。
白鳥フレンズはバケツに向かってお手玉を投げ、総合点数の少なさを競う新スポーツ「バッケリング」を独自に考案。高齢者の健康づくりはもちろん、町内会や子ども会との連携を通じて交流の機会を創出している。
体験会は毎月2回、竜美ヶ丘大西公民館で実施。クラブのメンバーを中心に、10代〜90代の老若男女が参加する。事前申し込み不要で参加無料とすることで、幅広い市民に楽しんでもらえるようにしている。
今回は、市の推薦を受けて受章に至った。西垣利弘会長(78)は「バッケリングを、衰退する老人クラブ活動の起爆剤としたい。来年か再来年には市とも協力した形での大会を実現させたい」と述べた。
市長寿課によると、同章は社会参加活動のうち、広く全国に紹介すべき取り組みをたたえるもの。本年度は全国で32団体(県内は2団体)が受章した。市内の団体が受章するのは今回が初めてという。(犬塚誠)