駒立ぶどう狩り街道 県の認定受ける
岡崎で5番目
岡崎市駒立地区の観光ブドウ園10園で構成する「駒立ぶどう狩り街道」がこのほど、愛知県の「食と花の街道」のうち「いいともあいち食の街道」に認定された。これにより、県による情報発信やPR、観光分野の専門家の助言などを受けることが可能になった。来季は街道ののぼり旗を県道長沢東蔵前線に掲げてアピールする。
10園のうちの8園で構成する「岡崎駒立ぶどう狩り組合」の鈴木宏誠組合長らが代表して同市役所を訪れ、内田康宏市長に認定を報告した。鈴木組合長は「県から一目置いてもらった。地域が一丸となり、心が一つになれる機会になれば」、内田市長は「現在、阿知和地区で(東名高速道路の)スマートインターチェンジの開設に向け工事を進めている。開設されれば駒立地区へのアクセスが飛躍的向上する。ますますの発展を期待している」とそれぞれ述べた。
市内の「食と花の街道」認定は5番目。おかざきかき氷、おかざき鮎めし、おかざきカレーパン、おかざき焼き芋の4街道が既に認定されている。駒立ぶどう狩り街道への来場者は年間約9万人。近年は特にシャインマスカット狩りが人気という。 (竹内雅紀)
