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東海愛知新聞

中学生男女が活躍

岡崎市内の11人が陸上、カヌー競技で全国入賞

岡崎市内の中学生男女11人が夏の全国大会で入賞し、10月21日に市役所で内田康宏市長らに報告した。

令和7年度全国中学校体育大会陸上競技の部(8月17〜20日・沖縄県)では、3年生男女4人が活躍した。男子3000メートルで尾田祥太君(南)が2位、男子走り高跳びで田井中大和君(竜海)が4位、男子走り幅跳びで森本獅生君(常磐)が4位、女子100メートルで原芽咲さん(新香山)が7位だった。

1位とは1秒以内の僅差だった尾田君は自己ベストの8分30秒83を記録。「入賞(8位以内)が目標だったのでうれしかった。冬の駅伝でも頑張りたい」と述べた。

田井中君は「いい結果を出せたが、メダル(3位以内)が欲しかった。高校でも競技を続ける」と語った。3位と1センチ差の6メートル74の自己ベストを更新した森本君は「力不足。3年後に愛知県内であるインターハイ(高校総体)で優勝したい」と力強く話した。

原さんは「決勝に進出できてうれしかった。来年は国スポ(国民スポーツ大会)に出たい」と決意を新たにした。9月に東京・国立競技場で開かれた「世界陸上」の期間中に行われた中学生の100メートルエキシビションレースにも出場した。

JOCジュニアオリンピックカップ令和7年度全国中学生カヌースプリント選手権大会(7月24〜27日・香川県)では新香山の2、3年生が500メートルのコースで底力を見せた。

女子カヤック4人乗りは3位。3年の内田真緒さんは「昨年は1秒差でメダルを逃し、悔しかった。メダルを取れて良かった」、鈴木杏梨さんは「仲間を信じてこいだ」と振り返った。2年の小山日菜乃さんは「諦めなくて良かった」、沼沢瑠那さんは「先輩たちとの全国大会はいい経験。来年も出場したい」と明るく答えた。

女子カヤック1人乗りで5位だった市名柚月さん(3年)は「次の目標は日本代表」、男子カナディアン2人乗りで5位だった2年コンビの小野田圭杜君と中澤一護君は「いい結果だった。来年は優勝したい」と声をそろえた。

内田市長は「皆さんの努力と練習の成果が実を結んだ。こうした活躍は市民の誇り。さらなる高みを目指して頑張ってほしい」とたたえた。(竹内雅紀)

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