来年は黒獅子旗を
三菱自動車岡崎 都市対抗野球大会24年ぶり準V
「第96回都市対抗野球大会」(8月28日〜9月8日・東京ドーム)に岡崎市代表として出場し、24年ぶりの準優勝を果たした三菱自動車岡崎硬式野球部の関係者が10月23日、市役所を訪れ、内田康宏市長らに報告した。
今大会は投手陣が踏ん張り、持ち味の守りの野球で4試合とも接戦を制し、決勝に駒を進めた。愛知県勢同士の対決となった決勝は1―2で王子(春日井市)に逆転負けした。準優勝は2001(平成13)年以来2度目。
梶山義彦監督(55)は「多くの力強い応援が力になった。来年は(優勝チームに贈られる)黒獅子旗を目指したい。まずは(あす30日が初戦の)社会人野球日本選手権で頂点を目指す」と語った。
主将の古川智也内野手(25)は「岡崎市の名前を全国にとどろかすことができてうれしく思う」、個人賞「久慈賞」を受賞したエースの秋山翔投手(29)は「個人、チームとして成長できた」とそれぞれ述べた。
古川、秋山両選手はアジア選手権大会(9月22〜28日・中国)に日本代表(侍ジャパン)として出場し、優勝に貢献した。古川選手は「憧れの侍ジャパンのユニホームを着て楽しくプレーできた。来年は岡崎でアジア競技大会があるので、日本代表に選ばれて活躍したい」、秋山選手は「自信になり、いい経験になった」と振り返った。
サイン入りのユニホームをプレゼントされた内田市長は「準優勝おめでとう。誇りに思う」とたたえた。(竹内雅紀)
