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東海愛知新聞

目指すはメダル

東京デフリンピック 岡崎ゆかりの2選手出場

11月15日に開幕する聴覚障害者の国際スポーツ大会「第25回夏季デフリンピック競技大会東京2025」に、県立岡崎聾学校出身で陸上の坂田翔悟選手(25)と、岡崎市在住でバレーボール男子の眞謝茂伸選手(25)が出場する。

坂田選手は2回目の出場。陸上100メートル走と4×100メートルリレーで登場する。100メートル走では自己ベストの10秒84を上回る10秒7台での決勝進出、リレーでは昨年出した世界記録を塗り替えての金メダルを狙う。刈谷市出身、東京都在住。

初出場となる眞謝選手は日本代表チームでは攻撃専門の「オポジット」を担当している。大柄な選手がそろう世界の強豪を相手に、相手のミスを誘う守備でメダル獲得を目指す。沖縄県豊見城市出身。仕事の都合で岡崎に来たという。

2人とも、社会人として働きつつ大舞台に向けた準備を進めている。坂田選手はアスリート契約を結びながら、眞謝選手は放課後デイサービスで働きながら、月1回程度の代表合宿で調整を行う。

両選手は10月29日に岡崎市役所を訪れ、内田康宏市長に出場を報告。坂田選手は「前回のブラジル大会では準決勝までしか進めなかった。悔しさを晴らすために全力を尽くして戦いたい」、眞謝選手は「プレッシャーを力に変えて強いチームを倒したい」とそれぞれ意気込む。(犬塚誠)

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