住みよいまちを築く
岡崎、幸田 防犯交通安全決起集会
岡崎警察署管内(岡崎市、幸田町)の防犯と交通安全をより一層推進するための集会「岡崎幸田防犯交通安全決起集会」が6日、岡崎市せきれいホールで開かれた。
同署と両市町が主催。管内では特殊詐欺や自動車盗が急増しており、さらに昨年1年間の管内での交通死亡事故の件数(8件)は県内の警察署別で2番目に多かった。こうした現状を踏まえて、官民一体で危機感を共有して防犯や交通安全への意識向上を図るために初めて企画された。同署と両市町、防犯団体の関係者や交通指導員ら約300人が参加した。
加藤武嗣署長は「自分たちのまちを良くしよう、住みやすいまちにしようという地元の方の熱量を日々感じている。皆さまと一枚岩になり、この熱量を管内の住民に広げていきたい。岡崎幸田を愛知県一、全国一安心、安全なまちにしたい。力を合わせ、自治体の協力も得ながら、住みやすいまちを築いていきたい」とあいさつした。
署員は特殊詐欺被害防止や交通安全に関する講話、市町職員は防犯用具や自転車用ヘルメットなどの購入費補助金の説明をした。また、愛知県警察音楽隊の演奏や県警本部の防犯活動専門チーム「のぞみ」による寸劇もあった。 (酒井希実)
