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東海愛知新聞

大屋根完成

岡崎地域文化広場の野外ステージ周辺

おかざき世界子ども美術博物館などがある岡崎地域文化広場のふれあい広場にこのほど、天候に左右されず利用できる大屋根が完成した。

大きさ約880平方メートル、高さは最大14.5メートルで、自然光が入る膜を張った鉄骨の屋根。雨や強い日差しを避けながら遊んだり弁当を食べたりできるほか、イベントも開かれる。

市の鳥であるハクセキレイのくちばしや羽を広げた姿をイメージした屋根の形状に合わせ、同市岡町の愛知産業大学の学生がステージの壁画と床をデザイン。白と黒でハクセキレイのイラストが描かれている。

屋根を支える柱の化粧材には市内産ヒノキが使用された。大屋根の下は軟らかいカラーゴムチップで舗装されており、延べ床面積は約1000平方メートル。すり鉢状の地形を生かし、ステージから緩やかな傾斜と階段が扇形に広がる。昨年10月から約1年で完成し、工事費は3億3220万円。

供用開始となった9日、同所でオープニングイベントが開かれた。

内田康宏市長や同館関係者、近隣の同市立美合小学校の児童らがテープカット。内田市長は「文化交流の新たな場として、より多くの市民に親しんでもらえたら」と述べた。(酒井希実)

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