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東海愛知新聞

止まる・見る・待つ

来月1〜10日年末の交通安全県民運動

「年末の交通安全県民運動」が12月1〜10日、県内一斉に展開される。岡崎警察署などは①歩行者の安全な交通行動の実践②自転車などの安全利用およびヘルメット着用の徹底③運転者の安全運転意識の向上および飲酒運転などの根絶―の3項目を重点目標とし、住民らの交通安全意識向上を図る。 (酒井希実)

午後5〜7時に事故が急増

同署管内(岡崎市、幸田町)では1〜10月に交通人身事故が843件(前年同期比48件増)発生。死者は3人(4人減)、負傷者は961人(51人増)に上る。秋以降、日没と帰宅時間が重なる午後5〜7時に事故が急増。同署などは自動車や自転車には早めのライト点灯、歩行者には反射材の着用を呼び掛ける。

事故の種類別では、駐車場から道路に出る際や交差点での「出合い頭」の衝突が最多。自転車で登校中の高校生と自動車の事故も増えており、より一層慎重な安全確認が必要とされる。

高齢者を中心とする歩行者が横断歩道のない道路を横切ろうとしてはねられる事例も多く、死亡などの重大事故につながっている。

署員は「歩行者も、自動車も、自転車も『止まる・見る・待つ』を守って」と注意を促している。

期間中に同署が行う主な行事は次の通り。

  • 1日=管内一斉立哨(管内)、交通安全出発式(イオンモール岡崎)
  • 2日=反射材着用促進キャンペーン(イオンモール岡崎)
  • 3日=交通安全しめ縄広報(県道岡崎環状線)
  • 5日=飲酒運転根絶・ゆっ“くり”走ろうキャンペーン(幸田町民会館)、高速隊との合同交通安全啓発イベント(岡崎サービスエリア)、県内一斉大監視(県内)
  • 9日=交通安全啓発パレード・立哨活動(岡崎市体育館)
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