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東海愛知新聞

炎、煙、音の迫力

あす岡崎・滝山寺 春を告げる「鬼祭り」

昨年3月に国の重要無形民俗文化財指定

岡崎市滝町の滝山寺であす21日、天下太平や五穀豊穣ほうじょうを願う「鬼祭り」が開かれる。昨年3月に国の重要無形民俗文化財に指定されて以降は初の開催。たいまつを持った若者たちが鬼を追い、三河路に春を告げる。

鎌倉時代に源頼朝の祈願で始まったとされる祭事。目玉は午後7時45分ごろからの「火祭り」で、本堂に祖父・祖母・孫鬼と2.5メートルのたいまつを持った男たちが登場する。鬼は平和や豊作を表す「良い鬼」という。

鬼面を着けて登場する男性は「冠面者」と呼ばれる。今年は祖父面を会社員の渡辺敬祐さん(58)、祖母面を無職の松田修さん(76)、孫面を市立常磐小学校4年の中根来知君(10)=いずれも同市滝町=がかぶる。

火祭りの前には古式ゆかしい儀式もある。6時20分ごろからはなぎなたで場を清める「御礼振り」、7時ごろからは田んぼを耕す所作などを兄弟役の2人が再現する「庭祭り(田遊祭)」が行われる。午前9時からは宝物展も見られる。

山田亮盛住職(74)は「炎や煙、音など大変迫力がある。地元の関係者も気合を入れてやっている。最近はテレビやビデオなどでも様子が見られるようになったが、ぜひ現場で見てもらいたい」と呼び掛ける。

当日は、午後5時20分以降に名鉄東岡崎駅からの名鉄バスが臨時増発される。一般駐車場は市龍北総合運動場に開設され、5時からは同運動場からのシャトルバスも運行される。 (犬塚誠)

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