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東海愛知新聞

乙川の桜を守れ!

岡崎市 左岸吹矢橋下流で植樹開始

岡崎市は市内中心部に広がる「川と桜」の景観を守ろうと、乙川左岸(名鉄東岡崎駅側)で桜の植樹を始めた。老齢化で枯れる本数を補うように植える。岡崎城公園内の桜の植え替えプロジェクトとは別の事業。 (犬塚誠)

市公園緑地課によると、乙川や伊賀川には明治時代から桜が植えられてきた。1990(平成2)年には「日本さくら名所100選」にも選ばれたが、近年は老齢化が進行して対策が急務となっている。

市が昨年8月に実施した調査では、乙川と伊賀川にある桜は計577本で、枯死しているのは46本。今後10年間では両河川で44本が新たに枯れるとみられ、補うためには90本を植える必要がある。

本年度は、吹矢橋下流の約150メートルにヨウコウザクラを25本植えた。ソメイヨシノより小ぶりな品種で開花時期がやや早く、病気に強い。植樹費は350万円で、市の「さくら基金」を活用した。10年ほど後には花を咲かせる見込みで、南側の吹矢橋公園の桜と重なって“トンネル”ができるという構想だ。

18日に吹矢橋近くで植樹式があり、内田康宏市長は「『歩いてみようか』と思ってもらえる散策の場になれば」、米津眞三島学区総代会長(73)も「岡崎の桜を皆さん楽しみにしている。喜ばしい」とそれぞれ述べた。

市は今後、三嶋神社(上六名町)辺りまでの左岸(明代橋〜殿橋を除く)計約980メートルの区間で事業を進めたい考え。なお、伊賀川については新たに植樹できる空間がなかったため、計画には入れていない。

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