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東海愛知新聞

涼しい教育環境を

岡崎市 中学体育館などにエアコン

夏場の教育環境改善に向け、岡崎市立の中学校全20校の体育館アリーナと柔剣道場でエアコンの設置が進んでいる。8日までに18校で稼働し始めた。残る2校でも30日までには設置が完了する見通し。(犬塚誠)

市教育委員会施設課によると、エアコンはガスで動く業務用。各校につきアリーナに8〜17台、柔剣道場に3〜6台設置する。停電時にはバッテリー付きの室外機が自立運転。避難所になった場合のことも考えた。

熱中症への対策は学校現場にとっても喫緊の課題だった。暑さ指数が基準を超え、運動が中止になることも。元気盛りの中学生も「めっちゃ暑くて湿気があった。めっちゃ汗もかいた」と表現するほどだった。

整備事業は昨年10月に本格化。併せて窓ガラスに遮熱・断熱フィルムを貼るなどする。事業費は27億7750万円で、そのうち12億4980万円は国の補助金を活用。年間の運用費は約5100万円と見込む。

葵中ではアリーナに12台、柔剣道場に3台が取り付けられた。今年6月1日正午ごろの測定では、エアコン運転開始前のアリーナの室温は28.2 ℃だったが、運転15分後には24.8 ℃まで下がったことが確認された。

太田幹也校長によると、設置による一番のメリットは「体への負荷の軽減」。暑さ指数に左右されることなく授業や部活動が行えるようになるほか、多数の生徒が一堂に会する集会などもやりやすくなるという。

現場からの評判も上々で、1年の石丸蒼大君(12)は「涼しくなったので、体育の授業がやりやすくなった」と笑顔。体育担当の鈴木薫子教諭(31)も「これで思いきり運動させてあげられる」と目を細める。

中学校体育館へのエアコン整備は既に西三河地域の多くの自治体で進められており、9市1町の中では7番目の実施となった。市は今後、2028、29年度に市立小学校の体育館にもエアコンを設置する方針。

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