前田監督が意気込み
今秋映画撮影開始 メインロケ地・岡崎を訪問
今年秋に岡崎市内などで撮影開始予定の映画「世界から守ってくれる世界」の前田直樹監督(49)=刈谷市出身=が10日、岡崎市役所を訪問し、内田康宏市長に意気込みを語った。2028年の公開を目指す。
第7回暮らしの小説大賞受賞作を実写化した。両親が不仲な14歳の少女が、同級生の男子とともに普通に生きることに違和感を抱き、苦悩しながらありのままに生きることを選んで一歩踏み出す―という内容。
原作の舞台は東京だが、「西三河の物語にしたい」という前田監督の思いからロケ地を岡崎、西尾、刈谷市に選定した。21年に岡崎をはじめ三河6市で撮影した映画「マリッジカウンセラー」(主演・渡辺いっけいさん、22年公開)を機に、「伝統と新しいものが融合している」と岡崎の魅力を感じていた前田監督が今回のメインロケ地を選んだ。「人の温もりがあり、協力的でいいロケーションがある」。市内の公共施設や店舗、自然豊かな場所が候補地となる。社会派作品となる予定で国内外の映画祭にも出品する考えだ。
前田監督は「岡崎市民には誇りを持ってほしく、市外の方には岡崎の魅力を知ってほしい」と語り、内田市長は「こうした作品が公開されれば市民にとっても誇りに思えるのではないか」と期待を寄せた。(竹内雅紀)
