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東海愛知新聞

救命率の向上へ

藤田医大岡崎医療センター ドクターカーの運用開始

岡崎市針崎西2の藤田医科大学岡崎医療センターは6月末にドクターカーの運用を開始した。週1度の稼働だが、8月23日までの7日間に6度の出動機会があり、搬送車両内で患者の治療を行った。関係者は「救命救急士がやれることは限られている。われわれ医療者が駆け付けることで救命率向上に寄与できれば」と語る。

ドクターカー(1台)の運用開始は6月29日。現在は毎週月曜午前9時〜午後4時に、岡崎市消防本部と幸田町消防本部から要請があった際に出動する。治療に必要な資機材を搭載した車両には、医師と看護師、診療看護師(NP)が同乗する。

担当する救急科教授の久村正樹医師によると、ドクターカーの出動があれば人命救助できた事例があったことから、早期の導入を切望していた。「ドクターカーを要請するかどうかは消防の判断による。消防との連携を強固なものにし、救急体制を強化・高度化していく必要がある」とした上で「医師だけでなく看護師の役割も大きい」と語る。

6月29日の出動時に初めてドクターカーに乗車した看護師の立花洸樹さんは「早めに治療を開始できるメリットがある。移動中の揺れで点滴などは大変だったが、救命率は上がる」と振り返った。

人員体制が整えば稼働機会を増やすことも検討しているが、当面は週1度を継続するという。 (竹内雅紀)

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