農地を未来へつなぐ
FFC岡崎 有機田んぼで除草手伝
学校給食への有機農産物の導入を目指す岡崎市の市民活動団体「フーズフォーチルドレン岡崎(FFC岡崎)」は、同市北野町の田んぼで、有機栽培に不可欠な除草作業を手伝う取り組みを進めている。(犬塚誠)
FFC岡崎によると、有機農業への理解を深めつつ、食の安全について考えるきっかけにしようと企画した。地元の自然環境を守りながら、受け継がれてきた農地を未来の子どもたちに伝える狙いもある。
活動するのは、農薬・化学肥料・除草剤不使用でコメを作る「矢田ファミリー農園」(同町)の田んぼ。同農園はこのほど、農業経営の存続に向けて農地の規模を拡大した。現在は約7ヘクタールの田んぼを家族で管理している。
農地が増えれば、手間も増える。非有機農法が主流となる中、こだわりを守るためには人力が必要だった。そこで手を差し伸べたのが、同農園と協力関係にあるFFC岡崎。仲間を集め、早速田んぼに繰り出した。
作業は主に早朝に実施している。田んぼの中やあぜ道に生えた雑草を鎌や刈払機で除いていく。“難敵”は外来水草のヒレタゴボウ。成長すると茎がゴボウのように硬くなり、コンバインの刃に引っかかるという。
8月26日には市内外の11人が参加した。FFC岡崎の浦川友紀代表(51)は「みんなが協力してくれてありがたい」、同農園の矢田哲臣代表(74)は「ワイワイ駆け付けてくれて気持ちが明るくなる」とそれぞれ語った。
FFC岡崎は現在、参加メンバーを募集中。今後の活動日程などは、インスタグラムで発信する。
